ポリウレアとは
ペンタゴンが認めた、 爆破にも耐える超強靭な塗膜
「耐水・耐食・耐摩耗性・耐爆・耐衝撃性・耐薬品性（強酸・強アルカリ）」に極めて優れた塗膜を瞬時（5～10秒）に生成し、また紫外線による劣化や加水分解も無いためライニングされた、コンクリート・金属・木材などのあらゆる素材を超長期間にわたって保護します。
ポリウレアとは
ポリウレアの特徴
ポリウレアの特徴
POINT01 強靭な物性
1.5mm～3mmという薄い膜厚にも関わらず、強靭な保護性能を発揮。引裂強度・引張強度・伸び率・耐薬品性・耐摩耗性・耐衝撃性・防食性・防錆性など、すべてにおいて桁違いの数値を弾き出しています。
POINT02 超速硬化
4秒～20秒で硬化する、超速乾硬化が特徴です。短時間での硬化するため、迅速なサービス再開が可能。
工場や公共施設などでも、稼働率を下げずに施工できます。
POINT03 工期の短縮
施工方法はスプレー工法による1工程で済み、継ぎ目のない、被膜面の一体形成が容易に実現できます。
また超速硬化により、大幅な工期の短縮に貢献します。
POINT04 下地や場所を選ばない
コンクリートをはじめ、各種金属、木材、各種樹脂※など、ほとんどの基材に強力に付着するので、土木・建築を問わずあらゆる用途に対応します。
※ポリエチレン・ポリプロピレン等の樹脂は除く
POINT05 長期耐久性
一般的な塗料に使われている従来の樹脂とは違い、ポリウレア結合は紫外線によるチョーキング等の劣化がないため、長期間にわたる耐久性が期待できまます。
POINT06 豊富な製品バリエーション
用途に応じた豊富な製品バリエーションがあらゆる要望にお応えします。
POINT07 環境にやさしい
無溶剤・無触媒のため環境にやさしく、日本の水道施設の基準をクリアしています。浄水場・スイミングプール・プラントなどの水槽、タンク、ピットなどの防水・防食・防錆工事にも最適です。
動画でわかる驚異的な性能
動画でわかる驚異的な性能
デモンストレーション
防爆テスト
ラインナップ
ラインナップ
ライノ・エココート
火災燃焼試験でA評価を受けた
屋根用コーティング材
ライノ・エココートは、UL790クラスの火災燃焼試験（火災が発生した状況下での耐火性）における試験で、A評価を獲得した屋根材コーティング材です。水の浸透を確実に防ぎ、耐衝撃性および耐損傷性を長期的に維持します。また環境にやさしい低VOC塗装であり、スプレー塗装後、数分以内に歩くことができる優れた施工性を併せ持っています。
ライノ・タフグリップ
汎用性が高く、さまざまな
場所で使えるコーティング材
タフグリップは、ライノ製品のシリーズの中でも最も汎用性が高いコーティング材です。優れた耐衝撃性、耐摩耗性、耐腐食性、耐薬品性を持ち、高レベルの防滑性能と振動吸収性能を発揮。骨材を含ませることで、さらに防滑性能を高めることも可能です。現在、ビル、道路、プールサイド、船舶のデッキなどで幅広く活用されています。
ライノ・エクストリーム
屋外のコンディション、
冷温化でも施工を可能にするコーティング材
ライノ・エクストリームは、水分、高湿度、低温などの厳しい環境下でも施工可能なコーティング材です。300%以上の伸び率と強靭な引張強度で、優れた耐衝撃性、耐摩耗性、さらに耐薬品性と耐腐食性を発揮します。ほぼ全ての基材に粘着し、建物や橋脚の外壁・屋根・床のクラック補修や補強、防錆・防食保護に活用されています。
ライノ・ソーラーマックス
耐候性と色彩、光沢安定性を
高次元で融合したコーティング材
ライノ・ソーラーマックスは、ポリウレアの耐候性とトップコートの色彩安定性・光沢安定性を融合させた、脂肪族系のコーティング材です。耐摩耗性・耐紫外線性、高い光沢仕上げが求められる施工に最適で、駐車場や横断歩道などのコーティングで活用されています。また、高次元の引張強度・引裂強度・耐衝撃性も兼ね備えています。
ライノ・ハイブリット
高湿度環境下でも施工可能な屋内用コーティング材
ライノ・ ハイブリッドは、高湿度環境下でも施工可能で、優れた防食性と耐摩耗性を提供する理想的な室内コーティング材です。食品加工、倉庫の床面・壁面をはじめ、獣医施設や実験室など、高次元の防食性が求められる施設のほか、工業・農業・石油化学施設のパイプやポンプ、汚泥タンクなどの二次封じ込みにも最適です。
ライノ・ハードライン
重作業の衝撃から車両荷台を守る
強靭なコーティング材
ライノ・ ハードラインは、ショアD55(ASTMD2240)の硬度で、高い薬品・化学耐性をもたらすコーティング材です。引張強度・引裂強度に優れ、衝撃、摩耗、腐食から素地を保護できるため、食品工場から各種化学実験室の床面・壁面への施工で活躍しています。そのほかトラックなどの車両の荷台の保護塗装としても、活用されています。
ハイ・ケム
化学物質による影響を受けない、
強い安定性をもつコーティング材
ハイ・ケムは、ライノシリーズの中で、最も化学物質に強いコーティング材です。その優れた腐食抵抗は、ほとんどの化学物質による影響を受けず、化学的な処理機器や硫化物ベースのガスからも、コンクリートを保護することが可能です。また、どんな基材にでも付着することが可能で、石油関連施設のタンク、パイプラインなどで使用されています。
よくある質問
よくあるご質問
- Qポリウレアとはどのような塗料でしょうか
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A1980 年代にアメリカで開発された樹脂化合物です。
イソシアネートとポリアミンを高温・高圧力下で衝突混合させて、化学変化により形成されます。
同じくイソシアネートからなるポリウレタンは、加水分解により水への脆弱性がありますが、ポリウレアは耐水性にも優れています。
- Qどのような特徴がありますか
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A非常に高い伸び率に加え、耐引裂き性、耐摩耗性、耐衝撃性、耐水性、耐候性、耐薬品性に優れ、防食や絶縁の効果にも優れます。
また吹き付け後に 10 秒程度で指触乾燥し、超高速硬化します。約 2mm 厚の塗膜を形成し、施工箇所を一体型のライニングで保護します。
- Qどのように塗装するのですか
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Aポリウレアはイソシアネートとポリアミンの 2 液をリアクターと呼ばれる専用機器で温め、スプレーガンの先端で衝突させて吹き付けていきます。
- Qどのような場所に使用されますか
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A雨漏りがする屋根やすぐに割れが生じるような床、耐薬品性能が求められるタンクの内側や配管、電食の激しい電気設備盤などの金属面などです。
ポリウレアは50トンMという大きな力にも耐えることができます。大きな災害が起きても、屋根や梁に吹き付けておけば、建屋の中にいる人と財産を守ることができます。
- Qポリウレアは誰でも扱える材料ですか
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A吹き付けにはリアクターという専用機械が必要です。現在、ピュアなポリウレアを吹付ける日本製のリアクターはなく、アメリカ製の機械になります。
また吹き付けには技術と経験が必要になります。
- Qポリウレアの名前は聞きますが、なかなか目にしません
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Aポリウレアは施工に技術が必要で、また施工する躯体の状況によって下地処理やプライマーを選定しなければいけません。特別な機械と卓越した技術力を持っている施工者が、まだまだ少ないのが実態です。
また施工の難しさから、なかなか世の中に広まっていないのが実情です。
- Qポリウレアの弱点は何ですか
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Aポリウレアは顔料を混入することで様々なカラーを選択できますが、紫外線によって黄変するため淡彩色ではその黄変が目立ちます。ただし、外で雨ざらしにされたポリウレアでも、10 年経っても 85%以上の機械特性を維持しています。
また、ポリウレアの上にトップコートを塗布することにより、意匠性（カラー）や遮熱性を高めることができます。
- Qポリウレアが剥がれることはありますか
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A施工に瑕疵があれば剥がれます。適切なプライマーの選定、下地処理が重要になります。
ポリウレアは伸縮性に優れた素材ですので、たとえポリウレアを吹き付けた基材がひび割れを起こしても、それに合わせて伸縮します。下地としっかり密着していれば、塗布したポリウレアが剥がれることはありません。
- Qポリウレアは季節を問わず施工可能ですか
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A気温・湿度条件が整えば一年を通して施工は可能です。その気温条件とは 5°C以上であることが必要です。また湿度も 80%以下でなければ適切な施工環境とは言えません。
- Q1日で施工ができますか
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Aポリウレアはリアクターで吹きつけてから約10秒で硬化します。
現場状況や施工範囲にもよりますが、下地処理からプライマーの塗布、ポリウレアの施工まで1日での施工も可能です。
- Qポリウレアには効果や強度・耐久性が低いものがあると聞いたのですが…
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A日本で流通しているポリウレアの多くは、ウレタンウレアと呼ばれる、ポリウレア成分が少なく、ポリウレタン成分のものがあります。ウレタンウレアはピュアなポリウレアに比べて、耐久性や強度で劣ります。
現在、コンシャスが販売・施工しているポリウレアは、ピュアなポリウレアです。
効果や耐久性・強度に非常に優れています。
- Qポリウレアは環境にやさしい素材ですか
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Aポリウレアは、一般の塗料とは異なり、ホルムアルデヒドを含みません。また無溶剤ですので大気中を汚すVOC を含まない環境にやさしい素材です。
- Q何にでも塗布吹き付け可能ですか
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Aプライマーの選定により、基本的には何にでも吹き付けが可能です。
- Qポリウレアは錆に強いですか
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Aポリウレアは船舶や船台、塩害でお困りの金属面に最適です。既存の錆には下地処理、錆止めプライマーをしっかり塗布し、その後にポリウレアを吹き付けます。
ポリウレア塗膜で酸素を遮断するので、通常の塗装とは比べ物にならないほどの錆止め効果を発揮します。
- Q電蝕効果もあるのですか
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Aポリウレアは大きな電気抵抗があり、電気を通さない絶縁体です。電蝕でお困りの金属面に吹き付けることで、電蝕を防ぐことができます。